Facebook 運用要綱

公益財団法人 宮崎文化振興協会Facebook運用要綱

趣旨

第1条 この要綱は、公益財団法人 宮崎文化振興協会(以下「協会」という。)の管理運営する施設(以下「各施設」という。)がソーシャルメディアを通じた情報伝達を充実させる手段として、各施設Facebookページ(以下「ページ」という。)を情報相互提供媒体として運用することに関し、必要な事項を定めるものとする。

用語の定義

第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

  1. ソーシャルメディア:インターネットを利用した情報発信と利用者相互の情報伝達手段をいう。

  2. Facebookページ:Meta社の提供するソーシャルメディアサービスをいう。

  3. アカウント:Facebookを利用するために取得した権利をいう。

  4. ページ責任者:Facebookの運用を統括するものをいう。館長をもって充てる。事務局の場合は事務局長とする。

  5. ページ管理者:Facebookの運用を実際に行うものをいう。ページ責任者が任命する。

  6. 利用者:ページの利用者をいう。

  7. 各施設の登録名は、施設名称とする。(科学技術館の場合、“宮崎科学技術館”)

運営主体

第3条 ページの運営主体は各施設とし、アカウントの管理,ページの情報掲載等はページ管理者が行うものとする。

運用ポリシーの策定と明示

第4条 アカウントの運営主体及び発信する内容、発信方法についてソーシャルメディアポリシーを策定し、各施設のホームページで明示するものとする。

情報発信

第5条 ページに掲載できる情報等は、次に掲げるものとする。

  1. 各施設行事案内,各種イベントの広告,宮崎市広報等の印刷物または各施設のホームページに掲載した情報

  2. 上記以外の情報としてページ責任者が適当と認めるもの

返信について

第6条 返信については原則として行わないが、ページ責任者が認めるものについては、この限りではない。

リアクション,返信,表示について

第7条 原則として、各施設のページからは他の利用者に対して「いいね!」ボタンを押下しない。ただし、ページ責任者が適当と認めるものについては、この限りではない。

2 表記については、情報を身近に感じてもらうために、専門用語を多用せず、利用者の立場に立って平易な言葉で丁寧に伝えることとする。

なりすましへの対応

第8条 ページに投稿した情報を各施設ホームページにも掲載し、なりすましでないことを証明する。

2 なりすましを発見した場合は、各施設ホームページ等において情報を発信し、なりすましアカウントが存在することへの注意喚起を行うものとする。

ページ管理者の遵守事項

第9条 ページの情報発信にあたっては、Facebook利用規約及びこの要綱を遵守する。

ページの閉鎖について

第10条 Facebook利用規約及びこの要綱に照らし、重大な利用違反や不正利用等が判明した場合、ページ責任者はページを閉鎖する等の措置をとる。

利用者の遵守事項

第11条 利用者は、ページの利用に際して、以下の行為またはその恐れがある行為を行ってはならないものとする。利用者による投稿内容が下記事項に該当すると判断した場合は、発言者に断りなく、投稿の全部または一部を削除することがある。

  1. 協会および他の利用者または第三者の権利及び財産を侵害する行為。

  2. 協会および他の利用者または第三者を誹謗中傷,侮辱,名誉・信用等を毀損し、プライバシーの侵害,業務を妨害する行為。

  3. 宗教団体その他の団体、組織への加入を勧誘する行為。

  4. 出資、寄与、資金提供または物品若しくはサービスの購入等を勧誘する行為。

  5. ページ責任者が不適切と判断する他のウェブサイトを紹介若しくはその閲覧を勧誘する行為またはページをダウンロードして利用する行為。

  6. ページを利用して施設および利用者または第三者に対しコンピュータのソフトまたはハードの正常な機能を阻害するウイルスその他の有害なプログラムまたはファイル等を発信する行為。

  7. ページに掲載する正当な権限を有しない情報またはコンテンツを掲載する行為。

  8. 協会および利用者または第三者によるページの提供および利用を阻害する行為。

  9. ページに対しハッキングなどの不正行為によりアクセスする行為およびページの全部または一部を監視または複製する行為。

  10. その他Facebook利用規約,公序良俗,法令若しくは刑罰法規に違反し、またはその他、ページ責任者が不適切と判断する行為。

2 利用者は、ページの利用に関し第三者に損害を与えた場合、自己の責任と費用においてかかる損害を賠償し、または当該第三者との紛争を解決するものとし、協会に一切迷惑をかけないものとする。

3 協会は、ページの利用に関して発生した利用者の損害について、かかる損害が協会職員の故意または重大な過失に起因する場合を除き、いかなる責任を負わないものとする。

4 ページ責任者は、利用者がこの要綱に違反して施設に損害を与えた場合は、当該利用者に対し損害賠償を請求することができるものとする。

要綱違反

第12条 ページ責任者は、利用者がこの要綱のいずれかの条項に違反した場合、当該利用者に対し事前に何ら通知することなく、違反の態様,程度等に応じ、利用者がサイト上に掲載した情報及び内容等の削除、その他必要な措置を講じることができる。

利用者からの情報についての免責

第13条 協会は、ページを通じて利用者から提供される情報について、その正確性,完全性,合法性その他の保障は一切しないものとし、当該情報に起因して利用者または第三者に損害が発生したとしても、一切責任を負わないものとする。

2 協会は、掲載された情報に起因して利用者または第三者に損害が発生したとしても、施設職員の故意または重大な過失によるものではない限り、一切責任を負わないものとする。

知的所有権の取扱

第14条 利用者は、ページの利用に際して、ページ上に掲載または各施設に対して電子メールなどで送信した全ての情報、内容等の著作権を無償にて協会に譲渡し、各施設による当該情報及び内容等の利用に関して、著作者人格権を行使しないものとする。

2 利用者は、ページを通じて入手したいかなる情報、内容等について個人的にまたは家庭内の限られた範囲内における私的使用以外の目的で、複製,頒布,出版,公衆送信等してはならない。

3 この要綱をページ上に掲載する。

4 著作権法(昭和45年法律第48号)で認められる範囲を超えて、ページにおける情報、内容等を無断で利用してはならない。

管轄裁判所

第15条 ページの利用及びこの要綱に伴う紛争については、宮崎地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

その他

第16条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、ページ責任者が別に定める。

附則

この要綱は、平成24年11月13日から施行する。

この要綱は、令和6年7月15日から施行する。